こんにちは、クジです。
2023年12月に「2024年の花粉飛散予測」が発表されましたね。
年越しを終えて、あっという間に花粉の時期がやってくることでしょう。
花粉症のかたは早ければ12月ごろから準備している方もいるようです。
私はすっかり忘れていました(^ω^;)
今回は、2024年の花粉飛散についてのまとめ&今からできる対策を紹介します。
2024年 花粉飛散時期の予測
まず初めに、2024年の花粉飛散予測について簡単に。
「tenki.jp」の発表によると、2024年のスギ花粉飛び始めの予測ではほぼ例年並みの時期にスタートするそうです。
地方別でまとめると以下になります。
九州、四国、中国、東海、関東甲信の一部:2月上旬ごろ飛散開始。
近畿、北陸、東北南部:2月中旬から下旬ごろ飛散開始。
東北北部:3月上旬から中旬ごろ飛散開始。
花粉予測は、花粉の出る植物や天気の影響を考えて、将来どれくらい花粉が飛ぶかを予測されるそうです。
2023年の冬は暖かい日が多かったこと、初冬に冷え込む日が続かないことなどから例年並みの時期にスタートする予測になっているそうです。
2024年 花粉飛散量の予測
花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響します。
2023年の夏は猛暑が続きましたね。
気温が高い、日照時間が多い、雨が少ない、そんな夏には花芽が多くなります。
そのため、翌春の飛散量が多くなるようです。
2024年春の飛散量はほとんどの地域で例年よりやや多いと予測されています。
ただ、昨年2023年の春と比べると、2024年は少なくなるようです。
花粉の飛散量は、前年春の飛散量も影響します。
多く飛散した翌年は減少する傾向があります。
2023年春の花粉飛散量は、九州から東北南部にかけて、広い範囲で例年より多くなりました。
東北北部と北海道は、例年より少なかったようで、2024年は少し増加傾向になると予測されていました。
花粉の飛散前にできる対策
花粉飛散時期まで残すところわずか。
今からでもできる花粉対策を3つ紹介します。
1.アレルギー薬での対策
事前にできる対策として、最初に紹介したいのがお薬での対策です。
病院で相談すれば、錠剤や散剤、鼻に直接噴射する噴霧剤など、あなたに合うものを処方してくれるはずです。
仕事中の症状を緩和する必要があるなら、お願いすれば眠くなりにくいものも処方してくでしょう。
花粉の飛散が始まる前から服用することで症状の軽減や予防が期待できます。
やむを得ず病院に行く時間がないなら、薬局で市販薬が買えます。
薬剤師さんがいる薬局なら購入時に相談してみてもいいですね。
私が花粉症になったばかりのころ、合わないものを買ってしまったことがあります。
いまいち効果のわからないものを買ってしまったり、眠くなりすぎて仕事に支障が出てしまうことがありました。
私と同じ失敗をしないように、できれば病院で、もしくは薬剤師さんに相談してからのお薬のご購入をおススメします(^ω^;)
ご自身で市販薬を買う場合は事前に効能などを確認して、あなたに合う薬を見つけてくださいませ。
2.花粉を体内に入れない対策
続いて、花粉を体内に入れない対策について。
一度症状が出てしまうと花粉に対して過敏な状態が続いています。
そのため、できる限り飛散前から花粉を体内に取り込まないように気を付けてみてください。
マスクをする
花粉のほとんどは鼻と口から体内に入ります。
サイズの合ったマスクで鼻と口をおおって、花粉の侵入を防ぎましょう。
また、くしゃみや鼻水で内側が汚れた場合は、できる限りすぐに交換して清潔に保つことでより体内への侵入を防ぐことができるでしょう。
マスクにかける花粉防止スプレーを使ったり、マスクの中に追加できるフィルター(ガーゼのようなもの)を入れて対策するのもいいと思います。
メガネをする
目の粘膜に花粉が入ると目がかゆくなったり充血してしまいます。
また、無意識に目を触った際に花粉が入ってしまうこともあります。
花粉用ではなくてもある程度花粉が防げるので、伊達メガネやサングラスなど、通勤時だけでも試してみてはいかがでしょうか。
コンタクトの方はこの時期だけでも眼鏡にすることをおススメします。
なぜなら、コンタクトに付着した花粉は、当たり前ですがコンタクトを外すまでくっついたままです。
裸眼の人に比べ炎症が起こりやすくなるので要注意。
コンタクトを手放せない場合は、帰ったらできるだけ速やかに外してアイボンなどで目を洗うといいでしょう。
帽子をかぶる、花粉をはらいやすい服を着る
気休めと思うかもしれませんが、帽子をかぶること、つるつるした服を着て花粉をはらえるようにしておくことも意外と大切です。
帽子は髪の毛に花粉が付くのを抑えられます。
つるつるした服はそもそも花粉が付きにくいです。
そして、花粉がついていても家や建物入る前に、少しはらうだけで室内の環境がぐっと変わります。
家にも花粉を取り込まないように、今から癖づけていると安心です。
洗濯ものも、できれば部屋干しや乾燥機を使うのがいいですね。
外に干す場合は簡単に表面をなでるようにはらってから取り込んでください。
3.生活習慣・食生活での対策
花粉症はアレルギー反応です。
体の免疫力が下がるとアレルギー症状が出やすくなります。
アレルギー反応を抑えるために普段から生活習慣や食生活も見直してみてはいかがでしょうか。
例えば、喫煙や過度な飲酒、睡眠不足などは自律神経に悪い影響を与えると言われています。
タバコの煙は鼻の粘膜を刺激するため、鼻の症状を悪化させます。
本人だけでなく、周囲の方にも影響を与えてしまうため、一時的にでも量を減らしたり、できれば禁煙を検討してみてください。
アルコールはアレルギー症状のもとになるヒスタミンの発生を促します。
また、血管を拡張させるため、鼻の粘膜の浮腫みや鼻づまりを促進させてしまいます。
辛い症状を抑えるためにも、お酒はほどほどにしておきましょう。
そして、バランスの取れた食事をとって、しっかり睡眠をとることで免疫力アップにもつながるはずです。
特に、乳酸菌や食物繊維は腸内環境を整えてくれるので、免疫力アップが期待できます。
ヨーグルトやチーズ、ゴボウや豆類、納豆などがおすすめです。
花粉のアレルギー症状が出てからの対策
事前に花粉を防げたらよいのですが、100%花粉を取り入れないことは難しいですよね。
花粉のアレルギー症状が出てからの対策も知っておきましょう。
目のかゆみが強い場合は花粉を洗い流す必要があります。
しかし、水道水で直接洗うと、目の潤いを保つ大切な成分まで洗い流してしまいます。
目を洗う時はアイボンなどの洗顔薬で洗うことがおすすめです。
できれば眼科で目薬などを処方してもらいましょう。
鼻づまり、鼻みづがひどい場合は、鼻うがいをしてみてはいかがでしょうか。
水道水だとツーンとした痛みを伴うため、生理食塩水を用意して洗い流す、または病院や薬局で入手できる洗浄液を使ってみてください。
きっとかなりスッキリするはずです。
鼻うがいに抵抗があるようでしたら、以下の方法もおすすめです。
温めたタオルを鼻に乗せる
タオルを濡らして絞ったあと、電子レンジで少し温めます。
電子レンジで20~30秒くらいです。
ご使用のレンジによって秒数が変わるので、様子を見ながら温めてください。
タオルが温まったら鼻にあてて、ゆっくり鼻で呼吸するとかなり楽になりますよ!
ツボを刺激して鼻通りをうながす
鼻通りをよくするのに良いとされるツボをいくつか紹介します。
印堂(いんどう):両眉の真ん中の所
鼻通(びつう):小鼻のふくらみ初めの所
迎香(げいこう):小鼻の両脇の少しへこんでいる所
痛くない程度の強めで10秒ほど、ゆっくりと押してください。
何度か繰り返すとだんだん鼻が通ると思います。
私は寝る前、鼻が詰まって寝苦しい時によく鼻通を押しています。
「鼻通」と言うだけあって、かなり鼻詰まりが楽になると感じます。
全部ではなく1つでいいので、あなたが押してみたいと思うツボで試してみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は2024年の花粉飛散についてのまとめ&今からできる対策を紹介しました。
花粉シーズンは寒さもあり大変な時期ですが、おいしいものを食べたり、新しい眼鏡を買ってみるなど、楽しみを見つけながら過ごせたら素敵ですね。
私の実際に試した経験が、少しでもあなたの役に立てば幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
またお越しください。
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